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スタッフブログマン島TTについて
皆様こんにちは
トライアンフ神戸の福井です。
今日は豪快に雨が降りましたが、午後には上がりましたね。
マン島TTについて、書こうと思います。
トライアンフがレースに参加し、その名を広く知られるようになったのは、1907年に初開催された、マン島の『ツーリスト・トロフィー・レース(TTレース)』です。
1907年、トライアンフは3.5hpの4台を単気筒エンジンのクラスにエントリー。
ジャック・マーシャルが2位、フランク・ハルバートが3位入賞という成績を残しました。
マン島は、グレートブリテン島とアイルランド島に囲まれたアイリッシュ海の中央に位置する島です。
マン島TTレースは、伝統的に5月最終週から6月第1週にかけて開催されます。
コースは、島の南東部にある首都ダグラスを起点として、西へ北へと大きく曲がりながら、北東海岸部の町ラムゼイに入り、スタート地点まで戻るルートです。
1周の長さは、37 3/4マイル(60.7km)で、200以上のカーブが存在し、海抜0ftから1,300ft(396m)を超える高低差があります。
コースは、普段一般道として日常生活や観光のために使われていますが、レース中は一般車両の通行を封鎖されます。
約60kmものコースを競うのは大変ですね。
WGPシリーズの一つだった頃、危険を感じたGPライダーの出場を拒否が続いたため、1977年以降WGPシリーズから外れることになりました。
1977年からは、市販車ベースのTTフォーミュラのレギュレーションに沿ったクラスでレースを開催しました。
1977年には、WGP時代にマン島批判の急先鋒であったフィル・リードがエントリーして、レース関係者から大ブーイングを受けたとか・・・
まだまだ、いろいろなドラマが生まれているようです。
また、環境PRのイベントとしてスタートした、『TT Zero』というカテゴリーは「CO2の排出量がゼロ」という条件ですが、事実上は電動バイクのカテゴリとなり、本格的なレースに発展しています。
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